回転草とは？（画像あり）回転することで種子を撒き散らす雑草

回転草とは？

回転草（タンブルウィード）とは、名前の通り風に吹かれて
地面をコロコロと転がって移動しながら種子をまく雑草です。

元々はアフリカとユーラシアに存在していましたが、
1877年にアメリカでも発見され外国産の雑草として報告されました。


最近の被害

先週からアメリカ西部のコロラド州の住宅地でタンブルウィード（回転草）
が大量に発生して、住民が困惑しているようです。

いつもなら風の強い日に転がってくる程度の量のようですが、
今回は家の隅に壁を作り、歩道やスペースを埋め尽くす程の大量の
回転草が発生しています。

家の外に出られなくなった人や、家の中にまで入り込んでいる場合も
あるようです。

乾燥した天候が続くと、大規模な火災を引き起こす可能性もあるので
住民はシャベルなどで取り除こうとしています。

住民の話によると
・１４年間住んでいて、見たことがない。
・１．８メートルのフェンスの高さまで積み重なっている。
・車を運転していると踏んで絡みついてしまう。
・回転草を飛び越えながらジョギングしている。
等々、いろいろな被害報告があるようです。

日本では見かけないので、なかなか想像しにくいですが
結構やっかいそうですね。




(画像 : http://karapaia.livedoor.biz/archives/52117483.html より)